全知的な読者の視点から おすすめの漫画紹介・LINE漫画!
全知的な読者の視点から
LINE漫画限定で読める韓国漫画の最高峰、全知的な読者の視点から。
毎週日曜日更新で、LINE漫画を入れている人はこれを読まずにはいられない、めちゃくちゃ面白い漫画です。
更新された話が最高だったので、ちょっと耐え切れずに書きました!面白いんでみんな読んでください!
あらすじ
このお話の主人公はドクシャという名前の冴えない会社員の男性。
これまでの人生は不幸に塗れていて、その中で主人公を支え続けた唯一のラノベストーリー…、滅亡した世界で生き残るための3つの方法。略して、『滅生法』。
読んでいる人間は彼一人というほどの人気のないこの小説は、10年間をかけて、3000話も続いた。
その話はユ・ジュンヒョクという主人公が韓国で起きた突然変異の中何十回もループを繰り返し、強くなり、韓国を、出会った人々を救うために奔走する。そんなストーリーだった。
彼の行動は、絶望の淵にいた主人公を奮い立たせ、唯一の理解者となり、彼の壊れそうな心を繋ぎ止めた。
学生の頃に出会ってから、社会人になるまでずっと更新が続いたこの話。
読んでいるのは主人公であるドクシャのみだったが、それでもよかった。これは主人公の全てだったから。
そして、主人公は仕事帰り、電車に揺られながら毎日読んでいたこの滅生法の、最終話を読んだ。
そこには謎めいた文章、後の二つの方法は忘れてしまったが、一つだけ伝えよう。これを最後まで読んだ君は生き残る、と書かれていた。
最終話であるためドキドキしながら読んでいたのだが、意味がわからなかった。
その後すぐ、彼にメールが届いた。
唯一の読者であるあなたに、プレゼントを贈りたい。
そのメールを開く前に、彼の乗っていた電車がいきなり急停止をした。
彼は目にしたのだ。車両の上空に白色の毛で覆われた小さのツノが二本生えた謎の生き物が現れたことを。
ソイツはトッケビと呼ばれた。韓国でいう妖精のような鬼のような生き物である。
トッケビ達は車両に現れた途端、恐怖で車両を支配し始めた。
混乱を重ね、悲鳴が車両を覆った。
そんな中、ドクシャは一人、気付いた事実に立ち尽くしていた。
これは、滅生法と同じ展開じゃないか、と。
感想
ありがちなストーリーだな、なんて思いませんでした?
違うんです、この話だけは違う。
最高峰に躍り出るわけがあるんです。
大前提として、主人公は滅生法を最後まで知っている唯一の人間だということです。
数話くらいなら、読んでいる人間はいたのに、半分までくればもうドクシャしかいないんです。
その時点で全ての人間よりも上を行っているのは違いなく、それが最後まで有利であり続ける、ということです。
これが火を吹くのは、主人公と出会った時です。
俺は一番お前を理解している。そう自負しているドクシャはどこまででも唯我独尊なユ・ジュンヒョクに振り回されてしまうも、行き着く先は同じ穴、というとんでもな関係性です。
そして、この話特有の主人公チートが、チートすぎるという点も心をときめかせます。
滅生法に出てくる登場人物達の能力を使用することができる、というものです。(レベルが上がるにつれてもっと増えるんですけどね。)
ドクシャの秀才ぶりがそこで活かされてしまう…作中に出てくるとドキッとしてしまいます。完璧なまでに伏線回収が最後までなされていく姿が素晴らしい!!
滅生法はループものの世界線な上、ドクシャの関わったのはループ三回目なので、主人公がこれから先何度もループしてしまう可能性があるということです。
実際、何度もユ・ジュンヒョクは諦めかけます。次のループならきっと。その弱さを支えるのは、今回のループの1番のイレギュラー、ドクシャだった。彼の存在は、主人公を悩ませ、怒りの的にもなり、謎になり、信頼になる。
それに至るまで、滅生法のように時間がかかりますけどね。ユ・ジュンヒョクは頑固なので。それを夢見て頑張ってみてください。
途中、魅力的なキャラが何人も出てきて、ドクシャの力となり、手足となります。
積み重ねられていく信頼、それが絶対的になり、安心になり、そのキャラ達は一歩背中を押されて強くなる。
どのキャラにもとんでもない見せ場が多すぎて、目が離せません。
こんな感じの新感覚、というか、王道の中の王道物語、読んだことのない人は読むしかないので読んでください!!
ネタバレあり感想
私が好きなのは、ユ・ジュンヒョクです。まあ、人気だし好きな人は多いと思うんですけどね。
初めドクシャのことはなんだこいつ程度にしか考えてなかったのに、途中からとんでもなく激重感情を向けて何者なのかを考えるし追求するし興味津々になってたんです。
なのに、最新話(無料分)で鬱々ジュンヒョクになった瞬間、思い出すのは、手を引いてくれるのは唯一の理解者であるドクシャの言葉。
彼のことを考えた瞬間に、能力で入れ替わりが起きるっていうのがエモすぎて鳥肌立ちました。
こんなところでくる??この更新を前作から心待ちにしていた私には衝撃が大きすぎたみたいです。しんどい…。
一人称主人公視点が私の心に大打撃すぎるし、いきなり順位が変わるし、ニルヴァーナが小動物にしか見えないし、死を教えてやる、なんて殺し文句はその顔に似合わない、というかその顔だからこその破壊力が強すぎる…。
私この話見るまで、ドクシャってこんなにイケメンだからなんで不細工設定なのかわからないって思ってたんですけど、やっぱりイケメンはイケメンでしたね。やばすぎました。
私、課金もしてないし(作家が優秀すぎて)、原作も読んでないので、ネタバレ抜きで全知的な読者の視点から、感想語ってくれる人いたらコメントお願いします!
最後までありがとうございました!
他にも漫画紹介しているのでぜひみてみてください!